チューブライニングのキーフック
2010年 05月 18日
前回アップした「クエンカタイル」とはまた違う技法の凸凹タイルです。
こちらはタイルの上に、オイルで溶いた化粧土を細く垂らして模様を描いて焼成。その後その模様の内側に釉薬を流してまた焼成・・・というプロセスで作る凸凹タイルです。
↑この、化粧土をオイルで溶く作業が簡単そうで意外と時間がかかります。
↑そして写真では分かり憎いのですが、この柔らかい土を細く垂らすための道具は・・・なんと注射器!なのでした。どこからどの方向にどのくらいの分量を出すか決めてから取りかからないといけないので難しいし、注射器なので結構指の力を使います。
見本の緑×黄色とはちょっと違った、おとなしめの配色の釉薬の色を選んでみました。
ちなみに釉薬は一度に沢山のせると上手く凸凹が出ないので、少しずつ乗せて計3回焼きました。
by conlemani
| 2010-05-18 01:26
| スペインタイル・アート工房作品