オランダのデルフト柄の小皿セット
2010年 04月 20日
北アフリカのイスラム教徒がスペインに入植したときに伝わったマヨリカ技法の陶器は、マヨリカ島を経由してルネッサンス期のイタリアに伝って花開き、それがフランドル地方(ベルギーのアントワープやオランダ)に広がっていった・・・という歴史を持っています。
<<デザイン提供:スペインタイル・アート工房>>
初期のオランダのマヨリカ焼きはイタリア人陶工の影響を受けたカラフルなものが多かったのですが、中国や日本との貿易によって東洋の図柄に影響を受けたオランダでは、青×白の染め付けの様なデザインも多様されました。
今もデルフト地方で盛んな焼き物は、オランダでは”デルフト焼き”という名前で世界的に有名ですが、もとはマヨリカ焼きと同じ技法なんですね。
デルフト焼きの(特にタイルの)特徴の一つにコーナー・モティーフがありますが、上の作品のコーナーに描かれているのは”Fleur-de-Lis(百合の紋章)"です。
他にも、“Ox head (雄牛の頭)”とか、”Spider(クモ)”とかいろいろあって、デルフト焼きを見るときに意識してみると面白いですよ。
<<デザイン提供:スペインタイル・アート工房>>
初期のオランダのマヨリカ焼きはイタリア人陶工の影響を受けたカラフルなものが多かったのですが、中国や日本との貿易によって東洋の図柄に影響を受けたオランダでは、青×白の染め付けの様なデザインも多様されました。
今もデルフト地方で盛んな焼き物は、オランダでは”デルフト焼き”という名前で世界的に有名ですが、もとはマヨリカ焼きと同じ技法なんですね。
デルフト焼きの(特にタイルの)特徴の一つにコーナー・モティーフがありますが、上の作品のコーナーに描かれているのは”Fleur-de-Lis(百合の紋章)"です。
他にも、“Ox head (雄牛の頭)”とか、”Spider(クモ)”とかいろいろあって、デルフト焼きを見るときに意識してみると面白いですよ。
by conlemani
| 2010-04-20 23:48
| スペインタイル・アート工房作品