小さな頃から器とものづくりが大好き。現在はイタリアン・マヨリカ作家になれる日を夢見て、様々なものをつくることに心躍る日々。


by conlemani
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クエンカタイル

イスラムからスペインに伝わった、伝統的なタイルの技法の一つ「クエンカタイル」です。
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<<デザイン提供:スペインタイルアート工房>>

学校ではタイルを粘土から作る作品をいくつか作りますが、こちらはそのタイルを作る前に、さらに石膏でタイルを作る型を作りました。
c0176250_1142615.jpg石膏を流し入れるための土塀を粘土で作成。ここに水を適量入れながらとかした出来立ての石膏液を流し入れます。

下には石鹸水を塗っておくと取りやすいです。

しばらくして固まったら、粘土を外して石膏型を取り出し・・・・
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今度は石膏型にデザインをカーボンで写して、そのデザインを彫り彫りしていきます。

つまり彫ったぶんだけ、粘土の区切りの盛り上がりになるので、わりと深めに彫ったほうが良いみたい。

彫る作業は楽しいけれど、ずーっとやっていると指と腕は結構きつい。
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でもこの型が一つあれば、何枚でも同じタイルが作れるのはいいですね。
スペインのアルハンブラ宮殿とか、ポルトガルのシントラの王宮とかにも沢山使われているタイルです。

彫った後に粘土を入れて型を取り、取り出して一度素焼きし、そのタイルに釉薬を流し入れてまたもう一度焼きます。
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凸凹がかわいいタイルです♪
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by conlemani | 2010-04-25 01:20 | スペインタイル・アート工房作品
北アフリカのイスラム教徒がスペインに入植したときに伝わったマヨリカ技法の陶器は、マヨリカ島を経由してルネッサンス期のイタリアに伝って花開き、それがフランドル地方(ベルギーのアントワープやオランダ)に広がっていった・・・という歴史を持っています。
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             <<デザイン提供:スペインタイル・アート工房>>

初期のオランダのマヨリカ焼きはイタリア人陶工の影響を受けたカラフルなものが多かったのですが、中国や日本との貿易によって東洋の図柄に影響を受けたオランダでは、青×白の染め付けの様なデザインも多様されました。
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今もデルフト地方で盛んな焼き物は、オランダでは”デルフト焼き”という名前で世界的に有名ですが、もとはマヨリカ焼きと同じ技法なんですね。
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デルフト焼きの(特にタイルの)特徴の一つにコーナー・モティーフがありますが、上の作品のコーナーに描かれているのは”Fleur-de-Lis(百合の紋章)"です。
他にも、“Ox head (雄牛の頭)”とか、”Spider(クモ)”とかいろいろあって、デルフト焼きを見るときに意識してみると面白いですよ。
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by conlemani | 2010-04-20 23:48 | スペインタイル・アート工房作品

4ミリ クエルダセカ

随分前に作ったものですが、細かくてきちんとした作業が苦手な私には、大変だった想い出が懐かしく蘇ってくる作品です。
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                <<デザイン提供:スペインタイルアート工房>>

まずはシャーペンで4ミリのマス目を決められた空間に決められた数引くことが結構大変!
その後は、デザインに合わせてマス目を数えて、決められた色の釉薬をスポイトでポトリと落としていったり、筆で乗せてみたり修正したり。
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その後は・・・・
ご想像通りです、神経衰弱しました・・・・。
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by conlemani | 2010-04-17 22:13 | スペインタイル・アート工房作品